- 子どもにプログラミングを学ばせたい。でも、いきなり教室に通わせるのは費用も時間もちょっと…
- まずは手軽な本から試してみたいけど、種類が多すぎてどれを選べば良いのかわからない…
- プログラミングに詳しくない私でも、子どもに合った本を選んであげられるかな…?
このようにお考えの保護者の方は、決して少なくありません。
たくさんのプログラミング入門書が並ぶ中で、「本当に子どものためになる一冊」を見つけ出すのは簡単ではありませんよね。対象年齢や内容、使うツール(Scratchなど)も様々で、迷ってしまうのも当然です。
この記事では、そんな小学生のお子さんを持つ保護者の方向けに、プログラミング本選びで失敗しないための具体的なポイントを詳しく解説します。さらに、IT専門家であり、実際に小学生の子どもを持つ親でもある私が、年齢やレベルに合わせて厳選したおすすめの書籍をご紹介します。
私は、大学でプログラミングを学び、大手自動車メーカーでSEとして勤務、現在は大学でSEとして勤務しています。また、小学生の子どもを持つ親として、10教室以上のプログラミング教室を体験し、現在も子どもを通わせています。
この記事では、お子さんが本当に楽しく、そして着実にプログラミングの第一歩を踏み出せるような本の選び方と、具体的なおすすめ書籍をお伝えします。
この記事でお伝えする内容は、
- そもそも小学生は「本だけ」でプログラミングを学べるの?メリットと注意点
- 【最重要】失敗しない!小学生向けプログラミング本の選び方 5つのチェックポイント
- 【年齢・レベル別】IT専門家が実体験で厳選!おすすめプログラミング本リスト
この記事を読み終える頃には、プログラミング本選びに関する漠然とした不安が解消され、「わが子にぴったりの一冊」を見つけるための明確な基準が身についているはずです。
そもそも小学生は「本だけ」でプログラミングを学べるの?

子どものプログラミング学習、「まずは本から」試してみようと考えている方も多いのではないでしょうか。
「でも、本を読むだけで本当にプログラミングができるようになるの?」そんな疑問や心配をお持ちかもしれませんね。ここでは、そんな疑問にお答えします。
書籍学習のメリット:自分のペースで始められる手軽さ
本で学ぶ一番の良さ、それは「いつでも、どこでも、好きなだけ」進められること。
子どもの気分が乗った時、ちょっとした空き時間に、親子で一緒にページを開く。そんな風に、生活のペースに合わせて無理なく取り組めるのが、書籍学習の良いところです。
それに、プログラミング教室に通うとなると、月々の費用も気になるところ。本なら比較的少ない出費で始められるので、「うちの子、プログラミングに興味あるかな?」「どんな反応するかな?」と、まず適性を見てみたい、という場合には、とても良い選択肢だと思います。

わが家でも、子どもがプログラミングに興味を持つきっかけになったのは、本からでした。
書籍学習の注意点:実践不足や疑問解決の難しさも
正直にお伝えすると、本だけでの学習には少し工夫が必要な面もあります。
プログラミングって、やっぱり実際にパソコンでコードを打ち込んだり、キャラクターを動かしたり、「やってみる」ことがすごく大事なんです。
でも、本を読んでいるだけだと、どうしてもその「手を動かす」時間が少なくなりがち。つまり、本を読むだけでは身につかないということ。
それから、子どもが「あれ?これどういう意味だろう?」「うまくいかない!」とつまずいた時。本だと、すぐに「ここだよ」と教えてくれる先生はいませんよね。
私たち保護者がプログラミングに詳しければサポートできますが、そうでない場合は、親子で一緒に悩んでしまう…なんてことも。説明が難しかったり、子どものレベルに合わなかったりすると、せっかくのやる気がしぼんでしまう可能性もあります。
これは私も実際に経験して、「親の関わり方や、他の助けも必要だな」と感じた点です。
なので、この後の解説になりますが、子どもの年齢やレベルに合った本選びが大切になります。
【結論】最初の「とっかかり」としては有効!ただし工夫も必要
では、結局どうなの?というと、「最初の第一歩」として、本でプログラミングを学び始めるのは、とても良い方法だと私は思います!
特に、子どもがプログラミングに興味を持つかどうかの「お試し」には向いています。
ただし、その効果をもっと高めるためには、ちょっとした工夫があると良いですね。
たとえば、本に載っているプログラムを親子で一緒に作ってみる時間を作る、とか。本だけでは分からないことが出てきたら、インターネットで調べたり、無料の学習サイトを使ってみたりするのも手です。
大切なのは、子どもが「プログラミングって面白い!」と感じられること。本は、プログラミングに興味を持つ良いきっかけになるはずです。



まずは、親子で一緒に「これ、やってみたい!」と思える一冊を探すところから、始めてみませんか?
小学生向けプログラミング本の選び方 5つのチェックポイント


さて、いよいよ本選び!でも、本屋さんに行くと、たくさんのプログラミング本が並んでいて、「どれを選んだらいいの~?!」って迷ってしまいますよね。
ここでは、あなたの家庭にあった本が見つけられるように、本選びの5つのチェックポイントを紹介します。
ポイント1:子どもの「年齢・レベル」に合っているか?
大人向けの難しい本はもちろん、簡単すぎる本を選んでしまっても、子どもはすぐに飽きてしまいます。「ちょっと頑張ればできそう!」くらいのレベルが、やる気を引き出すコツ。
低学年(1~2年生):イラスト中心、文字少なめ、直感的に操作できるもの
まだ文字を読むのが得意でなかったり、集中力が長く続かなかったりする時期ですよね。
だから、絵本を読むような感覚で楽しめる本がおすすめです。カラフルなイラストがたくさん載っていたり、シールを貼ったり、めくったりする仕掛けがあったり。
難しい言葉は使わず、「見てわかる」「触ってわかる」ような、直感的な内容の本を探してみましょう。パソコンを使わないタイプの本も、この時期には良いですね。
中学年(3~4年生):Scratchなど、基本的な概念をゲーム作りなどで学べるもの
この頃になると、少しずつ論理的に物事を考えられるようになってきます。プログラミング的思考を育むのに良いタイミング!
世界中の子どもたちが使っている「Scratch(スクラッチ)」のような、ブロックを組み合わせてプログラミングできるツールを使った本が主流になります。簡単なゲームやアニメーションを作りながら、「こうしたら、こう動くんだ!」という基本的な考え方を楽しく学べる本が良いでしょう。
自分で作ったものが動く喜びは、大きな自信になりますよ。
高学年(5~6年生):少し複雑な課題や、次のステップ(テキスト言語など)に繋がるもの
中学年で基礎を学んだ子や、もともとパズルや難しい課題が好きな子には、もう少し本格的な内容に挑戦できる本も視野に入ってきます。
Scratchでも、より複雑なゲーム作りに挑戦したり、変数や関数といった、ちょっと高度な考え方が出てくる本を選んでみましょう。
また、アルファベット入力に慣れていれば、Python(パイソン)などのテキスト言語(文字でコードを書く言語)の入門書にチャレンジするのも、次のステップとして面白いかもしれません。
ポイント2:子どもの「興味・関心」を惹きつけるか?
プログラミング本と一口に言っても、テーマは様々なので、子どもの興味関心にあったものを選びましょう。
- ゲームが大好き!
-
オリジナルゲームの作り方が詳しく載っている本
- 物語やキャラクターが好き!
-
ストーリー仕立てで進む本、可愛いキャラクターが登場する本
- ロボットや工作が好き!
-
ロボットを動かすプログラムを学べる本、図鑑のように知識も深まる本
など、子どもの「好き」に合わせて選んであげると、「やりたい!」という気持ちが自然と湧いてきます。「うちの子は、どんなことに夢中になるかな?」と考えながら、本を探してみてくださいね。
ポイント3:「見てわかる」工夫があるか?
プログラミングの考え方って、ちょっと抽象的で、言葉だけで説明されても「???」となりがち。特に子どもにとっては、パッと見て「なるほど!」と思える分かりやすさが大切です。
- 図解やイラストはたくさん使われている?
- 手順が写真や画面キャプチャで丁寧に示されている?
- 難しい専門用語ばかりでなく、子どもにも理解できる言葉で書かれている?
といった点をチェックしましょう。マンガ形式で解説してくれる本なんかも、子どもは親しみやすいかもしれませんね。パラパラとめくってみて、「これなら分かりやすそう!」と感じるものが良いでしょう。
ポイント4:「できた!」を体験できる実践的な内容か?
本を読んで「わかった!」となるのも大切ですが、プログラミングは実際に手を動かして「できた!」を体験することで、ぐんと力が伸びますし、何より楽しい!
- 簡単なプログラムを実際に作る課題はある?
- ミニゲームや短いアニメーションなど、完成形が見える目標が設定されている?
- 手順が細かく書かれていて、子どもが一人でも進めやすい?
本に書かれている通りにやってみて、自分の思った通りにキャラクターが動いたり、ゲームが完成したり…。
そんな小さな成功体験の積み重ねが、「もっとやりたい!」という意欲に繋がります。ただ読むだけでなく、「作る楽しさ」を味わえる本を選んであげたいですね。
ポイント5:親子で取り組みやすいか?&情報は最新か?
「プログラミング、私自身は詳しくないんだけど…」という方も、ご安心ください。最近は、保護者向けの解説や、親子で一緒に進められるようなヒントが載っている本も増えています。つまずきやすいポイントの解説や、困ったときのQ&Aなどがあると、心強いですよね。
また、特にScratchなどのソフトウェアは、時々バージョンアップされることがあります。あまりに古い本だと、画面の見た目や操作方法が違っていて、「本のとおりにやってもできない!」なんてことも…。
出版年月日をチェックしたり、対応しているソフトウェアのバージョンを確認したりして、情報が古すぎないかも見ておくと安心です。
【年齢・レベル別】小学生におすすめのプログラミング本


子どもの成長や興味に合わせて本を選ぶことで、「できた!」という自信が積み重なります。実際に読んでみて感じた「続けやすさ」「分かりやすさ」にも注目して紹介します。
【低学年(小1~小2)向け】絵本感覚で楽しく触れる最初の一歩
低学年は、まだ文字を読むのが得意でなかったり、集中力が長く続かなかったりする時期。
だからこそ、絵本のように親しみやすく、遊び感覚で学べる本がスタートには最適です。
「難しそう」と感じさせず、まずは「楽しい!」と思える体験を大切にしたいですね。
おすすめ①:『ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング』
タイトル | ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング |
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特徴 | 物語を読みながらプログラミングの考え方を自然に学べる。コードは出てこない。親子で会話しながら楽しめる。 |
対象年齢 | 4~11歳 |
おすすめポイント | 論理的思考力や順序立てて考える力が身につく。 |
この本は、カラフルなイラストと冒険ストーリーが特徴。読み進めるうちに、プログラミングの考え方が自然と身についていきます。親子で「どうしてこうなるの?」と話しながら読み進めると、日常の中でも考える力が育ちます。
プログラミング未経験でも安心して手に取れる一冊です。


おすすめ②:『ビスケットであそぼう 園児・小学生からはじめるプログラミング』
タイトル | ビスケットであそぼう 園児・小学生からはじめるプログラミング |
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特徴 | お絵描き感覚でプログラミング体験。スマホやタブレットで操作できる。直感的で初心者向け。 |
対象年齢 | 園児~小学生低学年 |
おすすめポイント | 簡単操作で創造力や伝える力が伸びる。 |
自分で描いた絵が画面の中で動き出す体験は、初めてでもワクワクします。難しい説明は少なく、親がプログラミングに詳しくなくても一緒に楽しめるでしょう。
家族で「こんな動きにしたいね」と相談しながら進めると、創造力もぐんぐん育ちますよ。


おすすめ③:『学習ドリル ポケットモンスター 思考力をのばす!プログラミング』
タイトル | 学習ドリル ポケットモンスター 思考力をのばす!プログラミング |
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特徴 | ポケモンと一緒にパズル感覚でプログラミング思考力を鍛える。段階的に難易度アップ。 |
対象年齢 | 6~10歳 |
おすすめポイント | 遊びながら論理的思考力や試行錯誤力が身につく。 |
人気キャラクターと一緒にパズルや迷路を解くうちに、自然と考える力が身につきます。机に向かうのが苦手な子でも、遊び感覚で取り組めるのがポイント。問題が少しずつ難しくなるので、無理なくステップアップできます。


【中学年(小3~小4)向け】Scratchで基礎固め&ゲーム作りに挑戦!
この時期は「自分で作ってみたい!」という気持ちが芽生えるタイミング。
Scratchなら、難しいコードを書かなくても、ブロックを組み合わせるだけで本格的な作品が作れます。ゲーム作りやアニメーションを通して、論理的思考や創造力が伸びる時期です。
おすすめ①:『小学生からはじめる わくわくプログラミング』
タイトル | 小学生からはじめる わくわくプログラミング |
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特徴 | Scratchの基本操作からゲーム作りまでカラー図解で解説。学校授業にも対応。 |
対象年齢 | 小学生中学年 |
おすすめポイント | Scratchの基礎をしっかり学べる定番書。 |
Scratchの基本からゲーム作りまで、カラー図解でとても分かりやすいです。実際に読んでみて、「これなら親も一緒に進められる」と感じました。学校の授業でも使われることが多く、基礎をしっかり固めたい家庭におすすめです。


おすすめ②:『できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch プログラミング入門』
タイトル | できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch プログラミング入門 |
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特徴 | 親子で学べる構成。つまずきやすいポイントを丁寧にフォロー。実践課題多め。 |
対象年齢 | 小学生中学年 |
おすすめポイント | 初心者でも安心して進められる。 |
マウスやキーボードの操作から丁寧に解説されているので、プログラミング未経験でも安心。つまずきやすいポイントもフォローされており、親子で一緒に学びやすい内容です。実践課題が多いので、達成感も味わえます。


おすすめ③:『作って学ぶScratchドリル』
タイトル | 作って学ぶScratchドリル |
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特徴 | ドリル形式で、手を動かしながらScratchの基礎を身につける。文章は最小限、図や手順が豊富で直感的に進めやすい。 |
対象年齢 | 小学校低学年~中学年 |
おすすめポイント | 5つのプロジェクトで自然とプログラミングの初歩が身につく。できたシール付きで達成感も味わえる。 |
この本は、「とにかくまずは手を動かしてみる」ことを大切にしたドリル形式のScratch入門書です。文章は少なめで、図や手順がたっぷり。ページをめくりながら、まねて作るだけで、いつの間にかScratchの基本操作や考え方が身につきます。
5つのプロジェクトを通じて、キャラクターを動かしたり、図形を描いたり、ゲーム作りにも挑戦。できたところにシールを貼る仕掛けもあり、子どもの「できた!」を自然に引き出してくれます。


【高学年(小5~小6)向け】ステップアップ!本格的な言語への入口
基礎が身についてきたら、次のステップへ。
高学年になると、少し難しい課題や新しい言語にも挑戦できるようになります。Scratchで応用力を磨いたり、Pythonなどのテキスト言語に触れたりすることで、将来の選択肢がさらに広がります。
おすすめ①:『10才からはじめるプログラミング図鑑』
タイトル | 10才からはじめるプログラミング図鑑 |
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特徴 | ScratchとPythonを両方解説。図やイラスト豊富で初心者も安心。 |
対象年齢 | 小学生高学年 |
おすすめポイント | 初めてのテキスト言語にも無理なくチャレンジできる。 |
ScratchとPythonの両方をやさしく解説しているので、基礎からステップアップしたい家庭におすすめ。図やイラストが豊富で、実際に手を動かしながら理解を深められます。「次はもう少し本格的に…」と考えている方にぴったりです。


おすすめ②:『ゲームを改造しながら学ぶ Scratchプログラミングドリル』
タイトル | ゲームを改造しながら学ぶ Scratchプログラミングドリル |
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特徴 | 現役ゲームクリエイターが考案。10種類の本格ゲームを作り、改造(ハッキング)しながらScratchを学ぶ。プロトタイプ・ハッキングメソッド採用。 |
対象年齢 | 小学生高学年~中学生 |
おすすめポイント | ゲームを自分好みに改造する中で、プログラムの仕組みや論理的思考、創造力が身につく。 |
プロのゲームクリエイターが本気で作った10種類の本格ゲームを、Scratchで実際に作り、さらに「改造(ハッキング)」して遊ぶという新しい学び方が特長です。
プロトタイプ(ひな型)のゲームを作り、遊び、そこから「もっと面白くしたい」「クリアしやすくしたい」など、自分なりの工夫を加えて改造していきます。「ゲームを作るだけで終わりじゃない、もっと自分らしく面白くしたい!」という好奇心旺盛な高学年におすすめの一冊です。


おすすめ③:『10才からはじめるゲームプログラミング図鑑 スクラッチでたのしくまなぶ』
タイトル | 10才からはじめるゲームプログラミング図鑑 スクラッチでたのしくまなぶ |
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特徴 | ゲーム制作の実例豊富。応用力を伸ばしたい高学年向け。 |
対象年齢 | 小学生高学年 |
おすすめポイント | 自分で考えて作る力が身につく。 |
ゲーム制作の実例が豊富で、応用力を伸ばしたい高学年におすすめ。自分で考えて作る力が自然と育ちます。実際に読んでみて、「こんなこともできるんだ!」と驚きがありました。


【親子で一緒に!】楽しみながら学べるおすすめ本
「プログラミングは難しそう」と感じている方も、親子で一緒に取り組めば、分からないところも一緒に乗り越えられます。
会話をしながら進めることで、学びの時間が家族の楽しい思い出にもなります。
おすすめ①:『さわって学べるプログラミング図鑑』
タイトル | さわって学べるプログラミング図鑑 |
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特徴 | 仕掛け絵本のように楽しく学べる。親子で会話しながら進められる。 |
対象年齢 | 親子向け |
おすすめポイント | 遊びながらプログラミングの基本を理解。 |
仕掛け絵本のような作りで、ページをめくるたびに新しい発見があります。親子で会話しながら進めると、理解が深まります。遊びながらプログラミングの基本が身につくので、最初の一冊にもおすすめ。
おすすめ②:『親子で学べる いちばんやさしいプログラミング おうちでスタートBOOK』
タイトル | 親子で学べる いちばんやさしいプログラミング おうちでスタートBOOK |
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特徴 | 基礎からやさしく解説。親も一緒に学べる。手を動かしながら進められる。 |
対象年齢 | 親子向け |
おすすめポイント | 教えるのが不安な方にも安心。 |
基礎からやさしく解説されていて、親も一緒に学べる内容です。実際に手を動かしながら進められるので、「教えるのが不安…」という方にも安心。会話をしながら進めることで、学びの時間が楽しくなります。


もっと学びを深めたいときは、体験レッスンを活用しよう


本での学習をきっかけに、「もっと本格的にプログラミングを学ばせたい」「仲間と一緒に作品づくりを体験させたい」と感じたら、オンライン教室や体験レッスンの活用もおすすめです。
最近は、自宅にいながら受講できるオンライン型のプログラミング教室が増えています。無料体験レッスンなら、講師の教え方や授業の雰囲気、子どもがどんな風に取り組むかを事前に確認できます。忙しい家庭でも、送り迎えの手間なく気軽に参加できるのが大きなメリット。
体験レッスンでは、Scratchやゲーム制作など、子どものレベルや興味に合わせた内容を実際に体験できます。保護者向けの説明会や個別相談がセットになっている場合も多く、カリキュラムやサポート体制、教室の雰囲気までしっかりチェックできるのも安心ポイントです。
無料体験のメリットは、
- 実際の学習環境や講師との相性を確かめられる
- 子どもの反応や集中力、楽しさをその場で見られる
- プログラミングの疑問や不安を直接質問できる
- 続けられそうか、家庭のペースに合うかを判断できる
という点です。
「本だけでは物足りない」「もっと深く学ばせたい」と思ったタイミングで、まずは気になる教室の無料体験レッスンに参加してみてください。
まとめ|家庭でできる「本から始める」プログラミング学習
本記事では、小学生向けのプログラミング学習を「本」から始めるメリットや注意点、そして年齢やレベル別におすすめの書籍を詳しく紹介しました。
今回のポイントを整理します。
- プログラミングは論理的思考力や創造力、問題解決力を育てる学び
- 年齢や興味に合わせて本を選ぶことで「やってみたい!」の気持ちが自然と育つ
- 本選びでは、分かりやすさ・実践のしやすさ・親子で取り組みやすいかを重視
- 最初は本で「できた!」を積み重ねることが自信につながる
- さらに学びを深めたい場合は、オンライン教室や体験レッスンの活用も選択肢
プログラミング学習は、単なるスキル習得だけでなく、子どもの未来を広げる大切な一歩です。「本当に続くかな?」「教えられるか不安…」という気持ちも、親子で一緒に取り組むことで自然と解消されていきます。
まずは家庭で本を活用しながら、小さな「できた!」を積み重ねてみてください。もし「もっと学ばせたい」と思ったら、無料体験レッスンなども気軽に試してみましょう。
親子で話し合いながら、それぞれの家庭に合った学び方を見つけてください。最初の一冊が、新しい世界への扉になります。